酒粕パックってご存知ですか?酒粕をベースに作った手作りパックですが、仕上がりがモチモチでトーンアップも望めるということで注目されています。
お酒を作る杜氏さんの手は、モチモチで白く、とても美しいと言いますよね。
酒粕パックは、みじかな食材や道具があれば簡単に出来ますので、ぜひ試してほしいパックの一つ。いくつか注意点と、酒粕パックの作り方をご説明します!
酒粕パックをやってみる前に!
すべて口に入れても問題無い、食べ物で出来ている手作りパックですが、念のため必ずパッチテストを行ってください。
パッチテストの方法
1、道具や容器を清潔にして、手をよく洗う
2、酒粕パックを少量つくる(作り方は以下で説明しています)
3、皮膚が柔らかいところ(二の腕の裏など)にパックを少し塗る
4、上から絆創膏やガーゼをあてて、24時間つけておく
(途中でかゆくなったり、赤みが出てきたら外してよく洗い流してください。)
5、24時間後外してみて、かゆみ、赤みなどの反応が出ていないかみる
自然素材でも、肌トラブルの原因になる可能性もあります。特に、肌が弱い方やアレルギー反応が出た経験がある方は要注意です。24時間の途中でかゆみや赤みが出た場合は、即座に中止して、よく洗い流してください。その後、反応が引かない場合は皮膚科に相談されてください。
酒粕パックの作り方
酒粕パックの材料は以下のとおり
酒粕…50g
精製水…75g(酒粕の1.5倍)
酒粕と精製水をビニール袋に入れて、モミモミ…
トロッとなったら、出来上がり。
簡単ですね。少し多めに作っても、そのまま冷蔵で5日ほど保存ができます。買った酒粕が板状の場合、こねるのに時間がかかってしまうので、精製水に漬け込んで冷蔵庫に1晩入れておき、柔らかくなってから混ぜると簡単です。
酒粕パックの塗り方
塗るのは普通のパックと同じです。洗顔後、化粧水などを塗る前にパックをします。
1、適量を手に伸ばして、鼻筋、おでこ、頰、口周りと、気になるところを中心に顔全体に塗りすすめてください。
2、首回りやデコルテラインに塗布する場合は、服につかないようにタオルを巻いたり、お風呂中にやったりなど、対策を取っておきましょう。
3、10~15分放置します。
4、綺麗に洗い流し、化粧水や乳液でいつものスキンケアを行ってください。
酒粕だけでももっちりとした仕上がりになりますが、他のアイテムをプラスしても楽しいですね。はちみつやアボガド、ヨーグルト、米ぬかなどを好みで入れるとちがった効果が現れますよ。
・なんで酒粕パックが美肌に良いの?
・酒粕パックに+α!はちみつ、アボガド、米ぬかなどなど…どんな効果が期待できる?
手作りパックのいいところは、簡単に作れるし、入っている物がすべて食べられる物で安心安全なところ。
パックの材料は、近くのスーパーで簡単に手に入ります。
市販でも、生パックやシートマスクも売られていますが、たまには、無添加で肌にも体にも優しい手作りパックで贅沢なスキンケアをしてみてはいかがでしょうか?