栄養満点で、体に良く、美容や健康に効果が期待できるということで女性を中心に支持が集まっている甘酒。
中でも注目したい効果が「甘酒のダイエット効果」です。
しかし甘酒はお菓子のように甘く、正直ダイエットに不向きなのでは?と思う方も多いのではないでしょうか!
甘酒は本当にダイエット効果が期待できるのか。そして、その正しい方法とは?
甘酒がダイエット効果があると言われる理由は・・・
甘酒にダイエット効果があると言われる理由は、甘酒に含まれている栄養にあります。昔から飲む点滴などと言われて、栄養面では定評のある甘酒。もちろん、疲れやだるさの解消として飲んでいる人も多いのですが、その栄養がダイエットにも良い効果が期待できると言われているんです。
ビタミンB群の効果

甘酒にはビタミンも豊富に含まれています。中でもビタミンB群でもある「ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6」が特に豊富で、これらの働きがダイエットに一役買っていると言われているのです。
ビタミンB群は、代謝や吸収など体の栄養循環のサポート的な働きをしてくれることが多く、新陳代謝を促して、体に脂肪がたまりにくくしてくれます。
善玉菌の効果

甘酒は、発酵食品なので善玉菌もたくさん含まれています。善玉菌は腸の調子を整えるのにもってこいで、腸内環境を改善して、便秘解消はもちろん、代謝アップや冷えなど、ダイエットを妨げる様々な原因を解決に導きます。
酵素の効果

酵素ダイエットなどが流行りましたが、甘酒にも100種類以上の酵素が含まれています。酵素ダイエットについて調べたことがある方はご存知かもしれませんが、酵素もダイエットに大変効果が期待できると言われています。
特に、20代後半から30代を過ぎると、体に潜在的にある酵素が少なくなりがち。ダイエットが目的でなくても、食品で酵素を取り入れることは体の健康のためにもとても重要です。
甘酒ダイエットの方法

甘酒ダイエットの方法で、一番効率が良いのが、「置き換え」です。
一食分を甘酒に置き換えることで、無駄なカロリー摂取は抑えられ、甘酒に含まれるダイエットに必要な栄養のみをバランスよく摂ることができるんです。
特におすすめなのが、「朝食置き換え」です。
甘酒には、ブドウ糖が含まれています。ブドウ糖は甘酒の甘さの元で、砂糖は一切含まれていないのに甘酒がほんのり甘くてデザートみたいなのは、ブドウ糖の影響なんです。
ブドウ糖は体内に入るとそれ以上分解されないので、すぐに体のエネルギーになって、力が湧いてきます。それにブドウ糖は脳の唯一のエネルギーとも言われているので、頭もスッキリ!目覚めも良くなりますよ。
甘酒ダイエットの注意点
甘酒ダイエットには、いくつかの注意点があります。間違った捉え方で甘酒を取り入れてしまうと、逆に太ってしまったり、効果が現れない可能性もあるので、ぜひ参考にしてみてください!
(※効果には個人差があります)
炭水化物の量に注意

甘酒ダイエットをするにあたって、注意したほうが良いところ。それは「置き換え」にこだわるということ。甘酒はお米でできているので、実は炭水化物です。
つまり、普通のご飯丸々一食の後、デザートに甘酒!という方法では、ご飯をお代わりしてしまったのとあまり変わりません。そうなると、ダイエットは失敗に終わってしまうでしょう。
ただ、甘酒がご飯と違うところは、発酵食品でダイエットに必要な栄養が非常に豊富ということ。その栄養を取り入れることと、無駄なカロリーを抑えることを守ると、激やせも夢ではありません。
間食に注意

ダイエット中は禁止している人も多いようですが、ついつい食べたくなる間食。しかし、ダイエット中の間食ほど危険なものはありません。
・我慢しすぎると、その反動でドカ食い、そしてリバウンド・・・
・逆に甘やかしすぎるといつまで経っても痩せない体に・・・
それを回避するためには、間食の質にこだわりましょう!間食は全くNGという訳ではありません。むしろ、ちょこちょこ食いの方が消化によく空腹時間が少なくなるので、ドカ食い防止になります。
しかし、なんでも間食して良い訳ではなく、ダイエットに効果的なものを食べるようにしましょう。
例えば、アンチエイジングが期待できるビタミンEが含まれるアーモンドやカカオ70%のチョコ、ビタミンたっぷりのフルーツなど!
ダイエットだけでなく、肌の調子や体の調子も整います。
時間のある人は、手作り甘酒のおやつなどもオススメですよ!
甘酒だけでは物足りない人へ・・・「甘酒+α」して良いものとは?

甘酒だけだとちょっと・・・という人もいるでしょう。その場合、我慢して甘酒だけだと昼や夜にドカ食いしてしまうかもしれないというリスクがありますので、その場合は、ビタミン豊富なフルーツやサラダ、減塩で野菜たっぷりのお味噌汁などを一緒に取り入れながら調整してみてください。