最近流行中の甘酒、美しい肌のモデルさんや女優さんもお薦めするほどの美容効果で、肌のために取り入れている方も少なくありません。
しかし、実際どれくらいの量を飲んだらいいのか?飲むのにベストのタイミングは?など、疑問はたくさんありますよね!
こちらでは、美容を目的に取り入れる方に、お悩みに合わせたの飲み方を紹介いたします。
シミ、ゾバカスのない美白を目指す方

甘酒の種類:麹の甘酒、酒粕の甘酒
飲む時間:食前、もしくは食後に200ml
おすすめの併用食材:豆乳
美白を目指したい方なら、麹の甘酒、酒粕の甘酒どちらにも効果が期待できます。というのも、麹の甘酒にも酒粕の甘酒にも「コウジ酸」という美白効果のある成分が含まれているからです。コウジ酸の美白効果はかねてより注目されていて、有名メーカーの美白系基礎化粧品にも含まれていることも!
美白を目指す場合、特に時間は関係ありませんが、寝る前にがぶ飲みしてしまうと消化不良や肥満の原因になる可能性があるので、食前や食後に取るようにしましょう。
イソフラボンが豊富に含まれる豆乳とも相性が良く、一緒に取ると美肌だけでなくモチモチとした赤ちゃんのような肌に導いてくれます。甘酒だけでは飲みにくい方などは、ぜひ豆乳と1:1で混ぜて飲んでみてください。
吹き出物やニキビを克服したい方

甘酒の種類:麹の甘酒
飲む時間:朝に200ml
おすすめの併用食材:ビタミンCを多く含む食品(オレンジ、パプリカ)
吹き出物やニキビでお悩みの方におすすめなのは麹の甘酒。麹の甘酒にはパントテン酸というビタミンB群の仲間がたくさん含まれていて、そのパントテン酸にニキビや肌の炎症を抑える効果が期待できるのだとか。
そして、パントテン酸はビタミンCと相性抜群!ビタミンCを多く含む食材を一緒に摂取すると良いでしょう。
パントテン酸がビタミンCの吸収を高めてくれて、ツヤのあるモチモチ肌に導いてくれます。美容系錠剤のシナール錠などもこの二つがメインで配合されているほどです。
なお、朝から甘酒を摂取することで、甘酒の植物性乳酸菌の働きで腸内環境も整います。もし便秘が原因の肌荒れの場合は、朝の摂取が効果的です。
くすみや目の下のクマが気になる方

甘酒の種類:酒粕甘酒
飲む時間:寝る1時間前
おすすめの併用食材:生姜
近年の研究で、酒粕と米麹を使用した甘酒(市販)が目の下のクマの改善に効果が期待できるという結果が発表されました。
『“酒粕”と“米麹”を使用した甘酒』の飲用で “目の下のクマの改善”が見られました!
(森永調べ)
こちらの実験だと、主観的評価でも甘酒を飲んだ対象者が目の下のクマの改善を実感したと感じていて、実感を伴っている結果であることもわかっています。
なお、酒粕の甘酒には睡眠を促す作用もあります。心身ともにリラックスさせてくれて疲れもとれますし、質の良い睡眠の効果でもクマも減っていき、顔色もよくなることが期待できますね。
寝る前の一時間頃に飲むと、より効果があります。生姜を一緒に取ることで、血行を促してより効果を実感しやすくなります。手足も温まりますし、眠りやすくなりますよ。
シワや乾燥、アンチエイジングを目的にしたい方

甘酒の種類:麹の甘酒
飲む時間:毎食後に50~80mlほど
おすすめの併用食材:アーモンド
シワやシミ、アンチエイジングケアを目的にされているのであれば、麹の甘酒。上で説明したように、美白の効果もあるので若々しい白い肌を演出してくれるのはもちろん、保湿効果も優れています。中でも甘酒には、エルゴチオネインという物質が含まれていて、これが抗酸化作用が最強と言われています。価格にすると1gで20万円ほどするのだとか…甘酒ってすごい!
食べ合わせとしては、アーモンドなどのビタミンEが多く含まれている食品がおすすめです。ビタミンEは体の酸化を抑える働きがあるので、一緒に取ると効果倍増!
他にも、乾燥が気になる方は外からのケアとして酒粕パックもいかがでしょうか?
いかがでしたか?
目的に合わせて甘酒を取り入れることで、効率良く栄養を体に送ることができます。
ただ、完璧に合わせる必要はまったくありませんし、好きな時に飲んでいただいても甘酒の効果は期待できるので、気軽な目安として意識してみられてください。
甘酒を生活に取り入れるきっかけになればと良いな~と思います。