授乳中、少しでも赤ちゃんに栄養を届けたいと思わないお母さんはいないでしょう。そんな方にもお勧めしたいのが、甘酒です。
飲む点滴と言われるほど栄養満点な甘酒は、お母さんにも、そのお母さんから栄養をもらう赤ちゃんにもとっても嬉しい飲み物だったのです。
甘酒をオススメできる理由とは?
甘酒をお勧めする理由は、その栄養面にあります。その栄養面から、昔から甘酒が母乳に良いと言われていおり、お勧めしている助産師さんや産婦人科もたくさんあるそうですよ。
ビタミンB群やアミノ酸など、栄養が豊富
甘酒には、日々の生活に欠かせないビタミンB群やアミノ酸が豊富に含まれています。ビタミンB群は様々な食材に入ってはいるのですが不足しがちです。それにアミノ酸。甘酒に含まれる必須アミノ酸は体の中では合成されず、必ず食事から取るようになっています。甘酒はそのどちらも含まれているので、栄養補給にもってこいということですね。
特に栄養が必要な授乳期は、人によっては食べているものだけでは足りずに、お母さんが栄養不足になってしまうことも…
甘酒はビタミンは必要な量を取るとそれ以上は体から排出されますので、たくさんとっても大丈夫な栄養なのです。ご飯を食べて、甘酒も飲んで、たくさんの栄養を赤ちゃんに届けましょう。(飲み過ぎには注意です)
甘さが砂糖ではなくブドウ糖なので栄養効率が良い
米麹甘酒には、基本的に砂糖が含まれていません。(市販のものだと含まれている可能性がありますが…裏の表記で確認してみてください)
しかし、飲んだことがある方はわかると思いますがとっても甘いです。その甘さの理由が「ブドウ糖」です。
ブドウ糖はご飯やパンなどの炭水化物に多く含まれる甘い成分。脳の唯一のエネルギーとも言われており、私たちの体にとってとっても重要な栄養です。
ブドウ糖はこれ以上分解されずに体に吸収されるため、即血流に溶けて栄養になります。母乳は血液からできていますので、とても効率が良いですよね。
おやつにはお砂糖や甘いお菓子ではなく、スムーズに吸収されるブドウ糖が含まれている甘酒を取るのはいかがでしょうか?
冷えとり効果や血流アップで母乳の出もよくなる
甘酒には冷えとり効果があると言われています。甘酒は日本古来の発酵食品で、腸内環境を整える働きがあります。体の冷えは腸からとも言われているように、腸が元気だと、栄養の吸収と排出のリズムがスムーズになり、血流アップにも繋がります。
逆に腸内環境が悪いと、冷えだけではなく、むくみ、肥満、便秘、体調不良、消化不要、などの悪影響も出てしまいます。
母乳は血液からできていますので、血流がスムーズで調子が良いと、自然と母乳の出もよくなると言われています。
米麹がオススメ!甘酒の飲み方&作り方
甘酒には、酒粕甘酒と米麹甘酒の二種類があります。
どちらも栄養満点の甘酒ですが、母乳を目的とする場合は「米麹甘酒」がオススメです。酒粕甘酒は酒粕から作られており、まだアルコールが少し残っている可能性があるので注意が必要。米麹甘酒はアルコールの心配もゼロで、お米と麹のみでできているので妊婦さんでも授乳中のお母さんでも安心して飲めます。
甘酒の飲み方
とっても栄養満点な甘酒ですが、飲み方は自由で、それといって決まりはありません。ただ、適量を守って飲むことをお勧めします。なんでも取りすぎてしまうことは良くないですよね。
適量は
一日、コップ1杯程度(200mmほど)
と言われています。
飲むタイミングなどは、自由です。毎日、ご自身が飲みたい時や、甘いものが欲しい時に飲んでみてください。
甘酒の作り方
甘酒は、とっても簡単に作れちゃいます。無添加で美味しい甘酒は混ぜて放置するだけでできてしまうので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?
こちらで紹介しています
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自分で作った甘酒は、やっぱり格別ですよ!