年が明けてますます冷え込んできた今日この頃。しっかりと冷え対策をしたいところですよね。
服装や暖房器具でしっかり防寒したり、たまには運動をして汗を流したり…などと冷え対策をされている方も多いかと思います。
しかし!どんなにしっかり冷え対策をしても、体調が優れなかったり、風邪をひいてしまったりという経験はありませんか?
それは、内臓が温まっていない可能性があります。
内臓の冷えは自覚症状なし?

内臓からの冷えって言われてもピンとこない方もいらっしゃるでしょう。なぜなら内臓の冷えは自覚症状がないことが殆どで、冷えている!という感覚をとても感じにくいです。
しかも、気がつきにくいゆえに冬だけでなく一年を通していつでも起こりやすい症状でもあります。
え?寒くないのに?以下の人たちは内臓冷え性の可能性が・・・

・手足はいつも温かい
・暑がり、汗っかき
・寒いところに行くことがない
・冬でも薄着で大丈夫
など、実際、こういった体質だとまさか自分が冷え性だなんて思わないでしょう。しかし、こういった体質にも関わらず、以下のような症状がある人は要注意!別で心当たりがない場合、内臓が冷えている可能性があります。
・お腹を壊しやすい
・風邪をひいたり、体調を崩しやすい
・全身怠慢
・肩こり
・太りやすい
・不妊
・肌トラブル
など・・・
冷え性の自覚はなくても、こういった症状に覚えはありませんか?
怖い内臓の冷え!原因は一体?
自覚症状がないことが多い内臓の冷えですが、内臓だけが冷えてしまうことには理由があります。
1、筋力不足により、熱を体内で作れない
まず問題とされているのが、筋力不足です。特に女性の場合筋肉量が男性よりも少ないことがほとんど。オフィスワークで運動不足という人も多いでしょう。人間の体はエネルギーを消費するこで温まります。熱が出るからです。しかし、筋肉量が少ないとエネルギーがたくさん必要ではなくなるので基礎代謝も落ちますし、その分温まらない、冷えやすい体になってしまいます。
無理なダイエットなどで筋肉をつけないままだったり、運動せずに脂肪だけを蓄えてしまっていると体はどんどん冷えやすくなってしまいます。
2、自律神経バランスの乱れにより、熱が末端まで送れない
内臓が冷えている人に多いとされているのが、自律神経の乱れです。自律神経が乱れることで血流が滞り、熱の発生に偏りが出てしまいます。自律神経の乱れが原因の方は、基礎体温は通常だったり、手足が逆に暖かいという方が多いようです。
自覚がないというのはこういった原因もあるようですね。自律神経の乱れの場合、直接的な原因は人それぞれです。食生活やストレス、運動不足、不眠、疲れ、生活習慣の乱れなど様々ですが、自分が気になっているところから少しずつ改善していくと良いですね。
3、食生活により、熱が体から逃げやすい
最後は、熱が逃げやすい食生活をおくっていないかという点です。これは、バランスよく健康に良いものばかりを食べている自身があるという人にも当てはまる可能性があります。
例えば、サラダ。健康面やダイエットに欠かせませんが、サラダの中に入っている夏野菜(トマト、オクラ、きゅうりなど)は体を冷やす食べ物です。牛乳やヨーグルトもお腹を冷やすと言われています。それに、健康やダイエットのために1日にたくさんの水を飲んでいるという方も要注意。汗や尿などでしっかりと体から水分が出ている場合は、水の摂取は必要です。しかし、あまり汗をかかない生活をしている場合は逆に体に水分がたまり過ぎて内臓が冷えやすくなってしまいます。
内臓の冷えにオススメの甘酒!温めて寝る前にどうでしょうか?
冷えにオススメの飲み物は、やはり「甘酒」です。冷えには、酒粕の甘酒が特にオススメです。酒粕に含まれているペプチドに冷えを予防する効果が期待できるという研究結果も出ています。
酒粕のたんぱく質を分解処理して生じたペプチドに、冷え性の血流改善効果があることを確認しました。血管内皮の培養細胞への「酒粕分解ペプチド」添加により産生する一酸化窒素の血管拡張により、血流を改善させることも確認しました。
月桂冠株式会社(http://www.gekkeikan.co.jp/company/news/201503_05.html) HPより引用
冷えに関する記事もいくつかありますので、こちらも参考にされてみてください。
甘酒で内臓温活を始めてみよう!
気がつきにくい内臓の冷えを始め、世の中様々な健康法がありますが、実際に健康のために取り入れていた習慣が、実は逆に体調を悪化させていたかもしれません。一度、ご自身の食生活を見直してみてはいかがでしょうか。
実際に内臓の冷えを意識して、疲労や不眠、不妊、原因不明の体調不良、肌トラブルなど、こういった症状が改善に向かったという人もたくさんいらっしゃいます。寒い冬はもちろんですが、一年を通して内臓が冷えないように気をつけましょう!