日本人女性の2人に1人は「自分は冷え性だ」と感じているそうです。
海外には「冷え性」という概念さえもない国が大半。
四季のある日本は一年を通して気温の変化が大きく、気温の変化が少ない外国に比べて体温調整が難しいそうです。
その上、働く女性が増えた事でオフィスワークや立ち仕事による血行悪化や代謝低下なども加わり、日本人の冷え性はどんどん深刻になってしまいます。
放っておくと、冷えに悩まされるだけでなく、体調不良や生理不順、肥満、便秘、肌荒れ、むくみなど、もっと怖い悩みの原因になる可能性も。
冷え性の原因
冷え性とは、手足や四肢末端、あるいは体全体が温まらず、冷えているような自覚がある症状全般をいいます。
そんな冷え性の主な原因は血行不良。
血行不良は、血液の循環がうまくいかず、なんらかの原因で体の隅々まで行き渡らなかったり、血液の流れがスムーズでないことをいいます。
主な原因としては以下のことが挙げられます。
運動不足
筋肉を動かすことで血液を隅々まで送ることができますが、動かさないと血液が行き届きにくい末端まで血液を送ることができず、手先、足先などを中心に冷えてしまいます。
食生活の悪化
食生活も大切です。お菓子やジュース、揚げ物など高カロリーなものばかりを食べていると血液がドロドロになり、血液が流れにくくなってしまいます。
生活習慣の悪化
生活習慣の悪化は睡眠不足や食生活の乱れへとつながり、体力回復の機会を失ってしまいます。
人間はエネルギーの70%を体温維持に使っていると言われていますので、体力回復がままならない状態だとそのエネルギーを生み出すことができません。
ストレス
過度のストレスは自律神経の乱れの原因となります。人間は自律神経を正常に保つことで、体温維持をしていますが、ストレスで交感神経が緊張し続けると、血管が収縮して血行不良につながります。
簡単な方法から気軽に!甘酒を生活に取り入れてみては?
血行不良には様々な原因があります。冷え性に悩む方は、運動不足や生活習慣を見直して血行促進を図りましょう。
今日から始められる対策としてオススメなのが…
暖かい酒粕の甘酒を寝る前にコップ一杯飲む。
これだけです。
酒粕の甘酒を飲む事で、酒粕分解ペプチドで血行を促進したり、酒粕に含まれる酵素で血栓を溶かして血液をサラサラにしてくれるなど、冷えに嬉しい効果が期待できます。
飲むと体もほっと温まり、入眠もスムーズになりますので、ストレス解消にも効果がありそうですね。
市販でもありますし、酒粕さえあれば簡単に作ることができます。
甘酒でも温まりますが、生姜を入れて飲むとよりホカホカになりやすくなります。
運動や生活習慣の改善ももちろん大切です。これらの冷え対策を少しずつ始めるための最初のステップとして、酒粕甘酒を是非取り入れてみてください。
寒いだけだと軽く見ていたら、大変なことになります。
温かい甘酒ドリンクで、今日から冷えない体を目指しましょう!