二日酔い…お酒が好きな方なら、必ず一度は経験があるのではないでしょうか?苦手な人もなった事があるかもしれません。
二日酔いが辛くて、せっかくの休みを無駄にしてしまった人もいるでしょう。
そんな二日酔い対策に、甘酒が効果的だってご存知でしたか?
甘酒が二日酔いに効果的な理由
1、速やかにエネルギーに変わり、肝臓のアルコール分解をサポート
胃に粘膜!といえばやっぱり「牛乳」とお考えの方も多いかと思います。しかし、もっと良いもの…それが「甘酒」
甘酒にはたくさんのブドウ糖が含まれています。肝臓がアルコールを分解するとき大量のエネルギーを消耗しますが、そのエネルギーとなるのがブドウ糖なのです。アルコール分解で消耗したエネルギーを補って、分解を促進します。
2、ビタミンB群が二日酔いの原因を分解
ムカムカや頭痛、気だるさ、吐き気など、辛い二日酔いの原因と言われているのが、有毒物質のアセトアルデヒド。これが体の中で悪さをして私たちを苦しめています。そのアセトアルデヒドを分解してくれるのがビタミンB1です。
栄養豊富で知られる甘酒ですが、ビタミンもとっても豊富!もちろんビタミンB1も含まれていますので、分解で消耗した分を甘酒で補ってみてはいかがでしょうか。
3、胃を守って悪酔い防止
空腹でお酒を飲むと悪酔いするというのは、知っている人が多いのではないでしょうか?
なんでも、胃が空っぽの状態でお酒を流し込むとアルコールが急速に体に吸収されて、肝臓での処理が追いつかなくなるのだとか。
甘酒を飲む前に飲んでいたら、上記二つの効果にプラスしてお酒の直接攻撃から、胃や肝臓をも守ってくれるということです。
その他の二日酔いの予防策としては?
他にも、二日酔いの予防として大切なことはいくつかあります。二日酔いは、なんといっても予防が肝心です。そもそも、飲みすぎない事が一番なのですが、楽しい席でついついお酒が進んでしまうこともあるかと思います。
飲みすぎないように気をつける事が一番ですが、何が起きても大丈夫なように十分に予防して挑みましょう!
1、水分補給
水分補給は最も大切です。飲み会前は水分を我慢して冷たいビールを流し込みたい!という気持ちはわかりますが、アルコールだけしか体に入ってこないと脱水症状の原因となり、頭痛や吐き気の原因となってしまいます。
なお、コーヒーやお茶類などの利尿効果の高いものを飲んでも、すぐに水分が尿となって出て行ってしまいますので、ここは水にしておくのが良いでしょう。
2、一気に飲まない
これは当たり前なのですが、決して一気飲みなどはしないようにしてください。一度に大量のアルコールが体に入ってしまうと、分解が追いつかなくなります。急性アルコール中毒にもなりかねませんので、危険な飲み方は避けましょう。
3、おつまみはナッツやチーズがおすすめ
おつまみには、脂肪分の多いナッツやチーズがおすすめです。気をつけたほうが良いのは、同じ油分が多いものでも揚げ物の食べ過ぎは控えたほうが良いです。揚げ物は食欲がそそられてついつい手が伸びがちですが、それゆえに気づかないうちに食べ過ぎてしまい、逆に消化不良を起こして次の日ムカつきの原因になってしまう可能性があります。揚げ物がダメなわけではないのですが、食べ過ぎないように控えめにしましょう。
なお、肝機能をサポートするシジミやおつまみの定番でビタミン豊富な枝豆などもおすすめです。
4、帰っても水分補給
そして、何気にとても大切なのがこれ。帰ったらしっかりと水分補給をしてください。こちらもオススメは水です。水分は500mlのペットボトル1本ほど、ゆっくりで構いませんので飲むようにしましょう。
水分摂取を怠るとアルコールによって脱水状態にり、朝には体がカラカラ、血はドロドロ…辛い頭痛や吐き気、つまり二日酔いの原因となります。寝る前も、水分摂取を忘れないようにしましょう。
それでもなってしまった二日酔いには?
気をつけていても、やはりなってしまう時もあります。そうなると、辛さは免れません。できるだけ無理せずに横になり、しっかり体を休めてください。
水分が取れるようであれば、冷たくない飲み物をゆっくり体に染み込ませるように飲んでください。冷たすぎると内臓が冷えて、機能が落ちてしまう可能性があります。
飲み物としてオススメなのが、スポーツドリンクや柑橘系の100%ジュースでしょう。どちらも、糖分やアミノ酸を含んでいて、手軽に水分と栄養を補給できます。もし手元にあれば、医療系ドリンクを併用すると回復が早いです。
そして、以外とオススメなのがお味噌汁。味噌に含まれているコリンがアルコールの分解を助けてくれます。肝機能をサポートしてくれるオルニチンが入ったシジミの味噌汁などがより効率的でしょう。
なお、どうしても我慢できない時は頭痛薬や胃薬を飲むことも手段の一つです。しかし、薬に頼りすぎると逆に肝臓への負担となりますので、どうしてもきつい時だけにしておきましょう。
飲みすぎには注意してお酒を楽しもう
二日酔いにならないためには、飲みすぎない事が一番なのはわかっているのですが、ワイワイ楽しいとついついお酒も進んでしまいますよね。
楽しむことはとても良いことですが、明日のことを考えてぜひ飲む前の二日酔い予防をしっかりしてみてください。