甘酒で睡眠の質をUP!眠れない人には酒粕甘酒を

甘酒 睡眠 眠り ストレス 解消 安眠

入眠に時間がかかって辛い…
疲れているはずなのに、眠くならない…
朝起きれない。起きれてもすっきりしない…

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など、睡眠の悩みを抱えている人は以外と多いものです。

そんな眠りの悩みを解決したい方におすすめなのが、甘酒なのです。

甘酒には二種類、酒粕でできた甘酒と、米麹から作る甘酒がありますが、入眠に良いとされているのが「酒粕の甘酒」。

酒粕をお湯で溶いて、砂糖など好きな甘みで味をつけた日本の伝統的な飲み物ですが、その酒粕に眠りを誘う効果が期待できるんだとか。

酒粕の甘酒に含まれる「アデノシン」の効果

酒粕の甘酒の大元になっているのは、酒粕。酒粕とお砂糖や黒糖など好みの甘みを混ぜてドリンクにしたものが酒粕の甘酒です。その酒粕の甘酒の中に含まれる酒粕とは、日本酒を絞った後の搾りかす。
酒粕に含まれる清酒酵母という酵母に「アデノシンA2a受容体」という深い眠りを誘発する物質を活性化する作用があることがわかりました。

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この清酒酵母を摂取して眠ると、朝も目覚めが良くなりスッキリ起きれるようになったという実験結果も出ているみたいですよ。

酒粕などに含まれる清酒酵母に”睡眠の質”を高める効果 – ライオンが確認

※LION調べ
※掲載元「マイナビニュース」

清酒酵母は日本酒よりも酒粕の方に多く含まれていると言います。

酒粕を手っ取り早くたくさん摂取したいという場合には甘酒が一番効率が良いと言えるでしょう。しかし、酒粕は様々な料理に使うことができるところも便利なところ。味噌汁に入れたりお漬物に利用するのもおすすめです。

酒粕甘酒の作り方

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酒粕甘酒の作り方は簡単!お湯で溶いて、甘みをプラスするだけです。生姜や蜂蜜を入れたり、アレンジ自在!2、3日分なら作り置きもできちゃいますよ。

【材料】

・酒粕…30g

・お湯…150cc

・砂糖…大さじ2杯ほど
(黒糖や甜菜糖、はちみつなど、甘みであればなんでもOK)

・塩…ひとつまみ

酒粕甘酒作りの工程

①:酒粕にお湯を入れて、すこし置いておきます

酒粕には、ゆるいペースト状で売られているものと硬い板状で売られているものがあるので、使うものによって柔らかくほぐれてくる時間が違ってきます。
ゆるいものであればあまり置かなくても、すっとお湯と混ざりますが、硬い場合は数時間〜一晩置く場合もあります。

②:柔らかくなったらよく混ぜて、お鍋に移します

硬い酒粕も、一晩ほど水に浸しておくと柔らかくなります。塊を潰すように混ぜて、柔らかいペースト状にします。

③:お鍋に移し、砂糖を入れて沸騰寸前まで温めて砂糖を溶かします

お砂糖を溶かしつつ残留しているアルコールを飛ばすために火にかけます。アルコールを飛ばすことで口当たりがまろやかになるだけでなく、お子さんや妊娠中の方でも気をつけて飲んでいただけます。

(注意:お子さんや妊娠中の方が飲む場合、アルコールは飛んでいるので問題ないという意見もありますが、念のため主治医に相談の上しっかり沸騰させて適量をお召し上がりください)

④:最後に、塩をひとつまみ入れてよく混ぜて出来上がり

お塩をひとつまみいれることで、ギュッと味がしまって甘みも増します。おいしくて、安眠にも効果が期待できる酒粕甘酒。
寝る前に酒粕の甘酒を飲むことで、リラックス効果や体を温める冷え対策にも繋がります。どうぞ召し上がれ!

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酒粕甘酒、写真付きのさらに詳しい作り方は、以下を参考にしてみてください!

酒粕甘酒の作り方

アレンジや応用は様々!

・お砂糖をはちみつやメープルシロップ、黒糖に変えて変化を楽しんで

・生姜をプラスでポカポカ

・お湯を牛乳に変えてシナモンをプラス!チャイ風に

・さっぱりしたい時にはすりおろしリンゴを入れてみる

などなど…
自分好みの酒粕甘酒で、眠りを誘うよい夜を過ごしてみませんか?

飲むタイミングは?

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では、どのタイミングで飲めば入眠効果が見込めるのでしょうか?

一番良いとされているのが、寝る前の1~2時間前に、温めてゆっくり飲むことが進められています。

温かい甘酒が体温を徐々に上げて、それが1〜2時間で徐々に下がっていく時、眠気を感じる事ができます。

温かいと、内臓への負担も少ないので、ぜひ温めてからお召し上がりください。

寝つきのために大切なことは?

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ストレス社会と言われている現代、考え事で眠れなかったり、寝ても疲れが取れないという方も増えています。

眠れない、寝つきが悪いということは、自然と体にストレスがかかって、疲れも取れにくく、朝は眠くてつらい…という悪循環が続いてしまいます。

他にも、肌荒れ、目の下のクマ、頭痛、自律神経の乱れなど、体にとって様々な悪影響がでる可能性も捨て切れません。

寝るために大切な事、それはリラックスです。

寝たい、寝たいと思っても、意識しすぎると逆に眠れなくなってしまいますので、そんな時はリラックスして、夜に温かい甘酒をゆっくり飲んでみてください。

アデノシンの効果と、体が温まる効果であなたを眠りに近ずけてくれます。

好きなアロマオイルで芳香浴をしたり、ゆったりとした音楽を聴くこともリラックス効果を誘い、質のよい睡眠につながりますよ。

甘酒と併用してみてはいかがでしょうか?

甘酒は、2、3日分なら作り置きもできるので、ぜひ試してみてくださいね!

甘酒で、心にも体にも栄養を与え、入眠を促しましょう。